ノミの心臓の持ち主の僕は
奥様に直接稟議書を渡すことができず
彼女の目につく場所に
それとなく置いてみることにしました。
名づけて・・・
「偶然に期待する他力本願作戦」!
パソコンの横や、ダイニングテーブルの上、椅子の上など
少しづつ目立つ場所に移動させつつ
彼女が気づくのを辛抱強く待ちました。
3日目の夜に・・・
奥様「ナニ?コレ・・・チィが置いたの?」
チィ「あ、ソレね。あ、あの、今のバイクのエンジンから
オ、オイルが漏れてきて、それで、あの・・もう10年目だし・・」
奥様「で?バイク、変えたいの?」
チィ「ウ、ウン。あ、でも、今スグってわけじゃ・・・」
奥様「ダメにきまってんでしょ!」
瞬殺で却下されました。
しかし、打たれ強い性格(諦めの悪いともいいますが)の僕は
めげずに即、次の作戦を立てました。
名づけて・・・
「将を得んとすれば馬を射よ 作戦」!
まぁ、一発でOKなんかもらえないと覚悟はしてたんでね。
彼女の周りから攻めることにしました。
3人の娘の夜中の送り迎えや、
ムリクリなお願いなども、
金銭以外のことならなんでも聞いて
奥様の説得に当たらせる作戦です。
とくに、奥様お気に入りの次女には
無理してケーキなども買い与え、
なんとか奥様の気がかわるように
念入りにお願いをしました。
で、ここ一週間は、ジッと忍の一字で
効果が顕れるのを待っておりました。
結果は・・・
(次回へつづく)