ちーやんの気ままな生活

じじいライダーの気まぐれブログです

サコツ生活①


ここのところセルタオくんのご機嫌が良くなかったのです。

次期バイク候補を模索していた僕に

自分が捨てられてしまうんかと

危機感を感じていたのかもしれません。


都内のバイク屋さんにF800GSの中古車を下見に行った時

高速道路でリアフェンダーを落としてみたり、

CRF1000アフリカツインの出物を見に行った時は

バッテリーをあげて、動かなくなったり、

CRF250RALLYを試乗した時にはガス欠寸前で

慌てさせたり・・・


そして今回、いくらいじけて見せても

ご主人様は気が変わらないと思ったのか

暴挙に出ました。

つまり、自分が壊れるより、乗り手を壊してしまえという・・・





それは7月8日(日)の午後、会社のバザーの帰りに

つくばのモトラッドに試乗の予約をとって

行く途中のコンビニの駐車場で起こりました。

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うだるような酷暑の中、コンビニの冷房で

涼をとって駐車場に戻り、バイクにまたがり

何気にアクセルをひねったら・・・



イメージ 2

大きく前輪が跳ね上がり、突如のウィリー状態に。

ここで僕は思い出したのです。

バイクを車の駐車スペースの車止めの前に

置いていたことを・・・

やばい! このままでは後輪もぶつかってしまう・・・

脳はアクセルを戻せと命令しているのに

体は言うことを聞かず

後輪は高速回転したまま、車止めに激突!

バイクにバカみたいにしがみついていた僕は

空中に放り出されたバイクとともに

地面に叩きつけられてしまいました。


左肩に「なんじゃ、こりゃ!」ってくらいの

激痛が走り、左足は倒れたバイクに挟まれ

身動きが取れません。

コンビニの外でジュースを飲んでいた

ライダーのカップルが駆けつけてくれて

バイクを起こしてくれました。

イメージ 3


二人掛かりでも、なかなか起こせないでいたので

本当に、これが林道一人旅での事故でなかったことを

神様に感謝しました。

怪我をした僕一人では絶対にムリですからね。


コンビニ店員のおばさんも出てきて

「救急車、呼びましょうか?」

と聞いてくれました。

「あ、いや・・」と言いかけて

左肩を見て見たら、

異様に鎖骨が赤黒く盛り上がっているので

「お、お願いします!」と言ってしまいました。


コンビニ内に戻って、

痛みをこらえながら待っていると

さすが、日本の救急車、5分で到着。

痛くてしょうがないのに、なぜか

照れ笑いをしながら、歩いて

救急車に乗り込みました。



-----つづく