これも昔使っていたコールマンのストーブで、ツーバーナーと一緒に屋根裏部屋から出てきました。
かなりサビついていて、案の定点火はできません。
製造は1990年の7月と刻印されてます。なんと30年前!
品番は508で、この後に出た508Aが1レバーに対して、とろ火調整ができるレバーも持つ2レバータイプでかなりの優れものでした。(当時は何も気にしてなかったけど)
とりあえず分解してサビをできるだけ落としてみます。
まず、ジェネレーターを外すためタンクのガソリン供給口のバルブに接続しているナットを緩めます。
2本のビスで止めてある反対側のジェネレーター固定用金具も外します。
ジェネレーターを外してグレート(ごとく)を外します。
バーナーリングセットを止めているボルトを外し、バーナーリングとバーナーボウルを外します。
2本のビスで止めてあるバーナーボックスを外して分解終了。
各部品のサビを落として、ポンプカップとフィラーキャップのパッキンを交換して組み直しました。この辺はランタンで学習したので余裕です。
ポンピングもスムーズだし圧縮漏れもなくジェネレーターへのガソリン供給にも問題がないのに、やはり点火しません。
仕方がないので、ジェネレーターも分解してみました。
レバーの先がポッキリ折れて外れていました。
経年変化で弱くなっていたのか、無理な力を加えてしまったのか、その両方か・・・
正常な部品画像と比べても明らかにオシャカです。
グラファイトパッキンを掘り出して折れた部品を引っ張り出そうとしましたが、さすがに無理でした。
メーカーではジェネレーターは消耗品と謳っているので、もう交換しかありません。
リペア部品を調べてみると、3000円前後で買えるメーカー部品は、もう廃盤で売られていません。
ヤフオクやメルカリで検索してみたら、バカ高い値段で売ってました。
24000円でも買手がいるのには驚きます。
本体でも中古で15000円から60000円で販売されてました。
残念ながら、プレミア製品にこだわる性格でもなく、ガスの自動点火バーナーの方が操作性・携帯性にも優れていることを知っている今の僕は、手を出すことはないでしょう。
おとなしく、次の危険物収集日に出すことにしましょう。
さて、コールマンツーバーナ−(413Hパワーハウス)のほうは、サビだらけのグレート(ごとく)のサビを落とし、ポンプカップとフィラーキャップパッキンを交換したら、問題なく復帰しました。
これで、とりあえず家族キャンプの準備は整ってきました。
大型テントは捨てちゃったけど、バンガローとか借りればなんとかなるでしょう。
・・・
おまけ
ランタンのマントルが届いたので、早速取り付けてみました。
もう、慣れたものでサッサと済ませました。