病棟のディルームに置いてあった司馬遼太郎の「幕末」を読み切り、東野圭吾の「分身」も半分ほど読んでしまった。明日には読み切ってしまうだろうから、その後の本がない。
漫画本はあるのだが、食指の動くようなモノもない。
入院前には本を読む時間が取れないと文句を言っていたのに、今では時間は有り余ってるのに読む本がない。
こんなことなら、図書館でもっとたくさん借りておけばよかった。
午前中ゴロゴロしてたら、またベッドの移動を告げられた。
今度は別の病室で2人部屋。
残念ながら窓際じゃないけど、6人部屋の時のイビキ三重奏から逃れられたからいいや。
・・と思いきや、今度の二人部屋の隣の部屋から大声が・・・
「おらぁ〜、家に返せぇ〜」「お〜い、警察を呼んでくれぇ〜」
これが延々と続く。
看護師さんも付き合ってられなくなり、ほっといてるよう。
さすがにこれでは寝れないなぁーと心配してたら、いつの間にか静かに。
恐る恐る隣の部屋を見たら、からのベッドが一つあるだけで、誰もいなくなっていた。
撤去されたようだ・・・