この時期、老夫婦で電車での移動はリスクが高いのですが、予約してしまっていたので意を決して出かけました。
上野西洋美術館で開催されている「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」です。
ネットで日にち指定で予約して、当日の入館時間の前後30分以内に入館しないと、並んで再度当日入場券を買わなければなりません。
ちょっと面倒ですが良いこともあります。
入場制限をしているので、いつもより圧倒的に観覧者数が少なく、ゆったりと鑑賞することができます。
今回の目玉はゴッホの「ひまわり」
ゴッホは生涯7枚の「ひまわり」を描いていますが、これは4枚目に描いた「ひまわり」でゴーギャンに褒められた一枚だそうです。
そして僕が大好きなフェルメール。
晩年の作で、ちょっとフェルメールらしさがない僕としては微妙な作品です。
でも、初対面です。
レンブラントは本当にたくさんの自画像を残した自分大好き人間ですが、これは最盛期の頃でそう思ってみるとちょっとドヤ顔に見えないこともないですね。
この他にも、ボッティチェリ、ティッチアーノ、ゴヤ、エル・グレコ、ベラスケス、ムリーリョ、ターナー、アングル、コロー、ルノワール、ドガ、モネ、セザンヌ・・・
もぅ、お腹いっぱいになる布陣でした。
「もっと静かにお話しください。」としつこく言い回る係の女性がうざいことを除けば、概ね満足のできる展覧会でした。
ランチは上野公園内のパークサイドカフェ。
感染リスクを考えてテラス席で・・・
公園内も以前ほどの人混みはなく、閑散としてます。
店員さんもマスク装着、会計もセルフ会計で極力接触を避けるシステムになってました。
上野駅の公園出口はしばらく来ていない間に随分と様変わりして、出口前の道路がなくなりきれいな駅舎になっていました。
駅中もe-cutoという商店街ができて、奥様はウインドウショッピング。
有名なタピオカ専門店もありましたが、新コロナの影響かそれとももぅブームが去ったのかこちらも閑散としてました。