EDR(KTM690ENDURO R)のバッテリーから
USB電源を取るべく、ちょっと電気系をいぢります。
言っておきますが、僕は自他共に認める電気音痴で
回路図などは何回見てもさっぱりわかりません。
でも、今はネットを覗けば先人たちの
失敗談を含めた、たくさんの整備記事があり
そのまま踏襲すれば、なんとかなっちゃう時代です。
てな訳で、先人のオススメの電装機器を購入してきました。
下の液体ガスケットは、マフラーを取り付けるために
用意したもので、今回の作業には関係ありません。
今回装着するのはコレ・・・
中華製ですけど、安かったから・・・
ハンドルバーに取り付けるアタッチメントが
2個ついてます。
樹脂製のアタッチメントはすぐ劣化するんで
サービスなのね。
そして、コレが最高にコスパが良くて
とっても役に立った工具!
今まではラジオペンチでごまかしてたけど
これがあるとないのとでは
作業効率が全然違います。
やっぱ、道具は専用がいいですね。
そして、バイクのヒューズから電気を横取りする
ヒューズ電源。
フレミングの左手か右手かの法則とか
中学の頃、習いましたね・・・電磁誘導。
あれを利用したリレー・・・
これで直接線を繋げずに安全にスイッチ切り替えができます。
赤い線をバッテリーのプラスに接続して
黒い線をマイナスに・・・
隠れて見えないけど、青い線は
リレー自体の電源を取るため、これもプラスに接続。
そして、黄色の線をUSB電源やらETCなどの
電装機器につなげます。
この黄色い線を3つに枝分かれさせて
3種類の電装機器を取り付けられるように
細工しました。
で、バイクのシートを開けてバッテリーにアクセス。
EDRのシートはシート脇にあるゴムの輪っかを
引っ張るだけで簡単に外せます。
ここいらは、さすがエンデューロマシン・・・
何かあった時、すぐに修理できるように
簡単になってますね。
この黒いフタを外して・・・
なんか乗っかってる部品をずらすと・・・
バッテリーが現れます。
バッテリーは外さなくても
端子さえ見えていればOK。
バッテリーの後方の
ここを開けるとズラッとヒューズが並んでます。
常時通電のヒューズから電源を取ると
バッテリーが上がってしまうので
キーオンした時だけ通電するヒューズを探します。
KTMのホームページから探した
サービスマニュアルによると
8番のヒューズがイグニッションスイッチ連動の
アクセサリー電源ですね。
ここにヒューズ電源を挿して電源を取ります。
リレーに接続して、電装部品用に枝分かれさせた
黄色の線にUSB電源を繋げてみます。
キーオンにすると・・・
さて、どうかな?
おっ、通電しましたね。
USB電源のアタッチメントをハンドルバーに
取り付けて・・・
配線したら、再度確認。
オッケーです!
お次はETCを繋げよう・・・と思って配線を確認してたら
メーターの前にこんなものが・・・
ETCは前のバイクから外してあったんで
この車両にはいらないからねって
言っておいたのですが(お金かかるから)
どうやらバイク屋さんが外し忘れたか
めんどくさいから、つけたまんま納車しちゃったんじゃないかな。
受光器だけ取り忘れたのかと思い
配線を辿ると・・・
なにやら隙間にそれらしいものが・・・
引っ張り出して見たら、こんなところにETC!
試しにカードを挿入してみたら・・・
おおー、作動しました。
めんどくさい配線しないですみました。
(後日、恐る恐る高速に乗ったら
無事にゲートが開き、使えることを確認)
これであと2つ電装部品を付けられます。
今度は、これも前のバイクからドナドナした
電波時計をつけちゃおーかなー。